比較
将棋とチェスの違いをわかりやすく解説
2026年10月6日 更新
将棋とチェスは同じ祖先をもち、目標も同じく相手の王をチェックメイト(詰み)にすることです。最大の違いは、将棋では取った駒が自分の持ち駒になり、あとで盤上に打って味方として使えることです。このルールのおかげで将棋の局面は単純になりにくく、引き分けもとても少なくなります。
表でわかる違い
| 将棋 | チェス | |
|---|---|---|
| 盤 | 9×9。駒に色はなく、駒の先端の向きで所属を見分ける | 8×8。白と黒の駒 |
| 各自の駒 | 20 枚:王将、飛車、角行、金将 2、銀将 2、桂馬 2、香車 2、歩兵 9 | 16 個:キング、クイーン、ルーク 2、ビショップ 2、ナイト 2、ポーン 8 |
| 取った駒 | 持ち駒になり、空いたマスに打って再利用できる | 盤から消え、二度と使わない |
| 成り・プロモーション | 敵陣三段に入る・その中で動く・出るときに多くの駒が成れる | ポーンだけで、最終段で必ずプロモーション |
| 最強の駒 | 成った飛車(竜王) | クイーン |
| 引き分け | まれ。同一局面(持ち駒と手番を含む)が四回目に現れると引き分け | 比較的多い:ステイルメイト、三回同一局面、50 手ルールなど |
特に大きな四つの違い
- 持ち駒を打つ:取った駒は成る前の面に戻して持ち駒にします。自分の番には、盤上の駒を動かす代わりに持ち駒を許された空きマスに打てます。攻めには常に援軍があり、守りは駒が突然現れることを警戒しなければなりません。
- 成り:玉将と金将以外の駒は敵陣三段で成ることができ、銀将・桂馬・香車・歩兵は成ると金将と同じ動きになります。成らないことも選べますが、歩兵・香車・桂馬はそれ以上動けない場所に進むときは必ず成ります。
- クイーンがいない:将棋の長距離の駒は飛車と角行で、全方向に何マスでも動ける駒はありません。駒の動きは「短く」、戦いは局地的になりがちです。
- 駒は前向き:金将・銀将・桂馬・香車・歩兵は前へは強く、後ろへは弱い駒です。序盤では、進めた駒があとで守りに戻れるかを考えましょう。
チェスを知っていれば将棋は難しい?
ルール自体は難しくありませんが、慣れが必要なのは持ち駒です。チェスでは交換すると局面が単純になりますが、将棋の交換は双方の持ち駒を増やすだけで、いつ打たれてもおかしくありません。まず AI と何局か指し、交換のたびに相手の持ち駒に何が増えたかに注目しましょう。また本サイトの打ち駒の制限も覚えておきましょう。同じ筋に成っていない歩兵を二枚打てない(二歩)、打ち歩で詰ませてはいけない、歩兵・香車・桂馬をそれ以上動けない場所に打てない、の三つです。
本サイトで両方遊べます
本サイトの将棋とチェスはどちらもブラウザですぐに始められ、AI 対局、ランク対局のマッチング、友達招待、観戦、棋譜再生に対応しています。将棋で成れるときは盤上に選択ボックスが表示され、持ち駒は盤の横に表示されます。