比較

チャンギと中国象棋の違いをわかりやすく解説

チャンギと中国象棋は、将・士・象・馬・車・包(炮)・兵(卒)という同じ顔ぶれの駒を使います。中国象棋を知っている人には一見なじみ深く見えますが、実際に指すとほぼすべての駒の動きが違います。まず表で全体像を見て、次に間違えやすい点を説明します。

チャンギ(朝鮮将棋)をオンラインで遊ぶ ↗チャンギ(朝鮮将棋)のルール →
中国象棋をオンラインで遊ぶ ↗中国象棋のルール →

表でわかる違い

チャンギ中国象棋
盤9×10、河なし。九宮に斜め線9×10、中央に河。九宮の斜め線は士だけが使う
先手초(チョ、下側)赤
将と士九宮内で縦横または斜め線に沿って一歩将は縦横一歩、士は斜め一歩のみ
象直線一歩のあと斜め二歩。盤全体を動ける斜めに二点。河を越えられない
包・炮(本サイトのルール)取らないときは車と同じ動き。取るには包以外の駒をちょうど一枚飛び越える。包は取れない取らないときは車と同じ動き。取るにはどんな駒でも一枚飛び越える
兵・卒最初から前か横に進める河を越えてから横に進める
王手ではないのに指す手がない起こらない。王手でなければいつでもパスできる負け
将同士の向かい合い本サイトでは制限なし禁止
引き分け(本サイト)駒を取らない状態が 200 手(半手)続く駒を取らない状態が 120 手(半手)続く。長将・長捉には別の判定

間違えやすい四つの点

  • 包のルール:本サイトの包は、取らないときは中国象棋の炮と同じく直進できますが、取るときに飛び越える駒は包であってはならず、相手の包を取ることもできません。九宮の中では、中心の駒を飛び越えて角から対角へ斜めに跳ぶこともできます。なお、伝統的なチャンギでは包は移動するときも駒を飛び越える必要がありますが、本サイトは上記の簡略ルールで運用しています。
  • 象が遠くまで動く:チャンギの象は直線に一歩、続けて同じ方向へ斜めに二歩進み、通過する二点はどちらも空いている必要があります。河の制限がないので、中国象棋のような守り専用ではなく、攻めの駒になります。
  • 九宮の斜め線:将と士は九宮の斜め線に沿って一歩進めます。車は九宮の中で角から中心へ、または中心を貫いて対角へ斜めに進めます。中国象棋で斜め線を使うのは士だけです。
  • パス:王手をかけられていなければ、どちらも手を指さずに相手へ手番を渡せます。そのためチャンギには「指す手がなくて負け」という状況はなく、相手を動けなくして勝つこともできません。

中国象棋からチャンギへ

馬の動きと足をふさがれるルールはまったく同じで、車の直線の動きも同じなので、そのまま使えます。慣れが必要なのは象と包です。象は動きも威力も変わり、包は踏み台が包でないか常に気をつけます。また本サイトでは標準の初期配置を一つに固定しています。最下段は両端から内側へ車・象・馬・士の順で、象と馬の位置が中国象棋と逆なので、序盤の考え方も変わります。

本サイトで両方遊べます

本サイトのチャンギと中国象棋はどちらもブラウザですぐに始められ、AI 対局、ランク対局のマッチング、友達招待、観戦、棋譜再生に対応しています。チャンギの画面にはパスボタンがあり、中国象棋は指す手がなければ負け、長将・長捉は負けになることがあります。

チャンギ(朝鮮将棋)をオンラインで遊ぶ ↗チャンギ(朝鮮将棋)のルール →
中国象棋をオンラインで遊ぶ ↗中国象棋のルール →